もみの木通信第14号


3月は妙な季節だ。日差しが暖かくなり心がウキウキする一方で、灰色の景色を眺めれば、心が締め付けられるような気がする。

心が締め付けられるのは、景色のせいだけではないのだろう。3月という響きは、卒業や転勤など別れも連想させるから。

3月は1年で1番、さみしい季節かもしれない。次の4月が、より一層素晴らしい季節となるための踏み台として。

おかしな言葉 「どうぶつ はやくち あいうえお」
きしだえりこ 作/かたやまけん絵/のら書店
子どもが面白がるもの 「のねずみチュウチュウおくさんのおはなし」
ビアトリクス・ポター作・絵/福音館書店
他、長谷川摂子さんの著書より

(C) 1998, Yoda Harumi


「もみの木通信」の文責は依田晴美にあります。
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